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イラストができるまで

はじめに

ここでは簡単にイラストができるまでの流れをご紹介します!
普段イラストを描かない方から見て、完成までにどのくらいの工程と時間がかかるのかが分からないことが多いかと思います。

もちろん描く人の作風(塗り方など)や技量によって変わってきますので、一例としてご依頼の参考にしてください!

 

ラフと下書き・カラーラフ

まずはラフから入ります。
簡単に言うと、どんな絵を描くかざっくりと構図を決める段階です。

だいたいは棒人間を描くところから入ります。

大方の構図が決まったら、そのラフ(棒人間)に肉付けしていくように下書きを書いていきます。


(下書き)

ゼロからイチを生み出すこの段階は結構時間がかかります!
絵描きさんに依頼する際は、詳細なイメージを描く人に伝えてあげるとスムーズに進むのでおススメします。

 

(カラーラフ)

ラフに簡単に色を乗せて完成をイメージさせます。
この段階で一度クライアントに提出・確認をしてもらうことが多いです。

 

 

線画

完成した下書きを元に主線を書いていきます。


(線画)

衣装の細かさによって線画にかかる時間は増えていきます。こちらのイラストの場合は約3時間でした。
アクセサリー類が多かったり複雑な衣装だと さらに時間がかかります。

 

下塗り

完成した線画に下地となる色を塗っていきます。


色を塗ると言ってもご覧の通り、この段階ではまだまだ未完成です。
あくまでのベースとなる色を置くだけです。この工程は約1時間です。

使う色が多かったり衣装が細かいと時間が膨らんでいきます。

 

影入れとハイライト

色々とまとめてしまいますが、まずは下塗りの上から影を入れていきます。
影入れをしつつハイライト(目や髪などの光)を描きこんでいきます。


おそらくここの工程が人によって変わります(厚塗りやアニメ塗など、塗り方によって影を入れる工程数が変わります)
こちらのイラストの場合、影は3段階入れています。

↑【影3(細かい濃い影)】
↑【影2(局所的なやや濃い影)】
↑【影1(広めの薄い影)】
↑【下塗り】

こんな感じに積み重なっているわけです。この場合の作業時間は約3時間でした。

 

効果・仕上げ

キャラクターの上から影や光を当てるように全体に効果をかけていきます。

調整しながら進めていきます。作業時間は約30分~1時間程度です。
自分の納得具合によって作業時間が変わる工程かと思います。

立ち絵(人物だけのイラスト)の場合は背景は描かずに、ここで終わります。

 

完成!(まとめ)

 

今回例に挙げたイラストの作画時間は約9~10時間でした(構図を考える工程を除く)
※通常の背景(自然や建物などの風景)を入れる場合はもっと時間がかかります。

たった一人のキャラクターを描くだけでも結構な時間がかかります。
二人以上なら単純に倍々で作業時間が長くなると考えても良いです。

 

イラストレーターの皆さんは、この工程を考慮したうえで依頼料の見積もりをお出しするかと思います。
最初の方にも書きましたが、イラストの画風や塗り方・密度・技量によって作業時間は増減します。
その他リテイクや事務作業のやり取りも踏まえた上でトータル費用を算出します。

依頼する際の参考にしていただけたらと思います。

 

 

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